WBSガントチャート for Jira 9.9.0 リリースノート

2018年12月05日(水)リリース

セルが編集できない理由をユーザーが把握できるようにしました。

目次

改善

セルの編集ができない理由をツールチップで表示

WBS部分でセルの編集ができない理由を、セルへのマウスオーバー時にツールチップで表示するようにしました。

管理者へ問い合わせたり、ドキュメントの確認をすることなく、なぜその項目を編集できないのかをユーザーが把握することができます。

自プロジェクト内のチケットテンプレートは設定不要で使用可能に

ガント機能で、設定不要で簡単にチケットテンプレートを利用できるようにしました。

従来のようにチケット設定の「チケットテンプレート共有プロジェクト」にプロジェクトを登録していなくても、チケットの作成先と同一プロジェクトのテンプレートはいつでも簡単に利用できます。

繰り返し発生する作業などはチケットテンプレートとして登録しておくと、次回以降のチケット作成が簡単になります。チケットテンプレートを使いこなし、さらに効率的なプロジェクト管理を目指しましょう。

チケットテンプレートの詳細はドキュメント「チケット」の「チケットテンプレートからのチケット作成」セクションをご参照ください。

ユーザー毎に各ガントチャートのカラムの幅・表示状態を記憶して次回表示時に復元

ユーザーが変更したカラムの幅や表示状態をガントチャート単位で記憶し、次回表示時にはカラムを復元するように改善を行いました。

いつでも好みのカラムの幅・表示状態でガントチャートを表示できます。

WGCPT-58 - Getting issue details... STATUS

期限フィールドをMS Projectインポート・エクスポート機能に対応

MS Projectインポート・エクスポート機能で期限フィールドを扱えるようにしました。

Jiraの課題の期限(Due date)とMS Projectの期限(Deadline)が紐づくようにインポート・エクスポートされます。

親子関係変更時に、新しい親がエピックリンクを持っていたらエピックリンクをコピー

ドラッグ&ドロップやインデント・アウトデントで親子関係を操作した際に、新しい親チケットが持つエピックリンクを、移動させた課題に対してコピーするようにしました。

この改善により以下の不具合の解消もされます。

WGCPT-115 - Getting issue details... STATUS

不具合修正

アドオンを無効化して再度有効化すると、事前に登録していたスケジュールジョブが動かない

アドオン管理画面でWBS Gantt-Chart for Jiraを無効にして再度有効化すると、事前に登録していたスケジュールジョブがその後に動かない不具合を修正しました。

匿名ユーザーに対して一部のガントチャートの機能が表示される

匿名ユーザーに対して以下の機能が表示されていたため、これらを表示されないように修正しました。

  • プロジェクトサイドバーのガントチャートメニュー
  • 課題詳細画面の「WBSガントチャート」パネル
  • 課題詳細画面の子チケット作成メニュー

課題の担当者のフルネームに角括弧が存在すると、エクスポートしたXMLファイルをMS Projectで正常に読み込めない

フルネームに角括弧(ブラケット・大括弧)が含まれているユーザーを課題の担当者として割り当ててMS Projectエクスポートを実行すると、出力されたXMLファイルをMS Projectが正常に読み込めない不具合を修正しました。
この不具合はMS Projectのリソース機能の仕様制限により発生するため、以下のように角括弧は全角・半角問わず、全て半角の山括弧に置換してエクスポートを行います。

  • 佐藤 太郎 [Ricksoft] → 佐藤 太郎 <Ricksoft>
  • 鈴木 花子[Ricksoft] → 鈴木 花子<Ricksoft>